2022年に触れた技術

はじめに

2022年に身に着けた技術・触れた技術について振り返って軽くまとめたいと思います。

自動車の運転

1月末にMT免許を取りました。それから早くも一年近くがすぎ、すでに総走行距離は2万kmが見えてきています。

ランサーセディアワゴンという車を1.5万km程度乗り、その後日産のティーダという車のMT仕様車に乗り継ぎおよそ0.4万km走りました。

旅程における自由度が時間・空間ともに飛躍的に拡大し、とても良い体験をしています。

つくばという一歩出れば車社会の街にも適合できて非常に良いです。

入院・救急要請関連

適切に医療に接続するようになれました。

2回も入院をするとさすがに筑波大学附属病院のシステムにも慣れ、何が必要かを把握したうえで戸締りをして救急車を待つことができるようになります。

なりたくはなかった。

GUIソフトウェア

GUIツールを作るようになりました。

今までCLIツールだけしか作っていなかったのですが、GUIはこれはこれで便利だな、という感じになれました。

egui

Rustで完結できるGUIフレームワークです。1秒間に60回画面を描画するという特徴を持っており、「文脈に保持したデータから一意に定まる画面を定義すればよい」という非常にわかりやすく、純粋関数型言語とかになじみやすいような感じがあります。

その反面、変化するデータを上手く取り扱うのが難しく、そこら辺の知見を得ることができてよかったです。

実際に使って作ったソフトウェアとしては、自分が撮った画像にメタデータを付けるためのソフトウェアである"photag"があります。

tauri

Rustで実装したElectron likeなGUIフレームワークです。フロントエンドはよくあるWeb appのように作りバックエンドをRustで書き、連携は良い感じにtauriが提供するinvoke関数などを通じてあまり考えずにできます。

便利でした。

Web関連

苦手としていたWeb関連をインターンなどで触る機会があり、徐々に苦手意識も薄れていきました。良かった。

VPS

さくらのVPSを借りてphoto.puripuri2100.siteを動かしたりするなどしています。

借りる自体は2021年の12月くらいにやってはいたのですが、本格的に触りだしたのは結局5月ごろになりましたね。

Vue

最初に触ったフロントエンドフレームワークとなりました。

前述のphoto.puripuri2100.siteもこれで作りました。

まだ細かいテクやデザイン設計などは全然できませんが、直感は得られた気がします。

React

前述のTaruriを使うときにReact + TypeScriptをなんとなくで採用したため、Reactの勉強をやりました。

ところどころOCamlっぽい何かを感じて何か面白かったです。hookの挙動でつまりかけましたが、なんとなく直感は得られたような気がします。

TypeScript

前述の通り、Tauriの流れでTypeScriptも勉強しました。

かっちりした型システムではないものの、実用的には何も困らず、大体のユースケースで適切に型に守られるようになっていて凄く感動しました。

たしかにこれは流行る。

kubernetes

インターンで触らせていただきました。

サービスが無限にスケールする様を体感し、かなりの感動がありました。

Docker含めてこれをもうちょい触れてみたい感じがあります。

バックエンドサーバー

インターンで色々触り、バックエンドサーバーを立てたりしていたため、自分でも立てたりしていました:SLGs

画像生成

Stable DiffusionとWaifu Diffusionを使って適当に画像を生成していたりしました。

特に踏み込むことはせず、すでに触ってはいないのですが、某所で情報の濁流を見るなどして少し世界への認識が変わったような感じがありました。

関連して作ったソフトウェア:rotate_SD

並行並列計算

オライリーの「並行プログラミング入門 ―Rust、C、アセンブリによる実装からのアプローチ」を入院中に読んで値の保護に関するなんとなくの直感を得ました(具体的なアルゴリズムには深く踏み込めませんでした……)。

最近はRustでtokioを使って並列処理を書くようになってきました。

簡単にかけて便利ですね。

ネットワーク関連

ネットワーク関連のバイトをさせていただいており、まったくわからなかったところからなんとなくわかるようになれ、とてもうれしいです。

VPN

実装などは何もわかりませんが、使えるようにはなりました。

速度がやや気になるものの、出先から自宅ネットワークに接続できて便利です。

ネットワーク構築

PCやL3スイッチを入手できるようになったため自宅ネットワークを構築し、ファイルサーバーを立てたり出先からメインPCにsshして計算させたりしています。

物理的なケーブルをごにょごにょしたりするの楽しいですね。

PC構築・解体

様々な理由により、PCの解体や組み立てなどができるようになりました。

想像以上にマザーボードが金属の塊であることを知るなど、面白かったです。

社会の辛さ

依頼されていた仕事が途中でキャンセルになったり、会社都合でインターンが急遽終了したりなど、社会の厳しさを感じる一年になりました。

社会のやさしさ

入院したときにメールをすると課題が猶予されたり色々な人が心配してくれたりなど、社会の優しさも感じられました。

意外とゆるく社会が回っていることを知れたのは精神衛生上非常に良かったです。

おわりに

物理的なネットワーク構築からWebアプリ作成まで幅広くやった一年でした。

かなり楽しく、学ぶ機会をくださった方々に非常に感謝しています。ありがとうございました。

2023年も何かをやっていきたい。